芝浦グループホールディングス東京支社
2021.01.06
ニューガイアギャラリー
1月の ”Feature Artists”
毎月、作家や作品など個別にスポットを当てご紹介する”Feature Artists”
2021年1月の”Feature Artists”は 14代柿右衛門の
「松竹梅屠蘇器」をご紹介致します。
14代酒井田柿右衛門は1934年(昭和9年)8月26日、佐賀県西松浦郡有田町出身、多摩美術大学日本画科に進み、
絵画的な構想力や描画技術の基礎を習得。
卒業後、帰郷し祖父・十二代柿右衛門と父が復興させた「濁手(にごしで)」の技術を受け継ぎました。
2001年には重要無形文化財「色絵磁器」の保持者に認定され2005年、旭日中綬章受賞。
2006年には有田町名誉町民の称号を受け、独自の作風を築き上げ、濁手の新たな境地を切り拓いた陶芸家でした。
吉祥文様の松竹梅を題材にした屠蘇器(とそき)。
屠蘇器とは屠蘇(とそ)という薬酒を飲むための道具です。屠蘇を入れる銚子、屠蘇を注ぐ盃、
これらを載せる屠蘇台(とそだい)全てに吉祥文が描かれた大変縁起の良い作品です。
屠蘇は、1年間の邪気を払い長寿を願って正月に飲む薬酒で、薬酒は、「屠蘇散(とそさん)」という漢方の生薬をミックスしたものを、日本酒や赤酒(灰持酒)にみりんや砂糖を加えたものに浸して作ります。
江戸時代には、医者が薬代のお礼にと屠蘇散を配っていたそうで、庶民にも屠蘇が広まりました。
昔から「一人これを飲めば一家病無く、一家これを飲めば一里病無し」と言われ、正月の祝いの膳には
欠かせないものとなっています。
他にも貴重な作品を展示しておりますので、是非一度ご来館下さいませ。
****期間限定展示****
ニューガイアギャラリーでは引き続き日本に3台しかない希少なスーパーカー「パガーニ ウアイラ ロードスター」を
展示致しております。ご内覧にはご予約を頂いております。お気軽にお問合せ下さい。
本年もニューガイアギャラリーを宜しくお願い致します。
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